2018年1月31日水曜日

大学や単身者アパートにも「宅配ボックス」 京都市が実証実験

大学や単身者アパートにも「宅配ボックス」 京都市が実証実験(ITMedia)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1711/08/news116.html

10年以上も前の話しだが、宅配ボックス付きの賃貸マンションに住んでいた時、宅配ボックスを使って「こんな便利なものが当然のように普及しないのはなぜ?」と感じていた。2018年の現在、未だに宅配ボックスは一部の集合住宅のもののようだ。

インターネットショッピングの普及とともに物流業者への負荷が増大、ここにきてようやく宅配ボックスにスポットが当たった、ということだろうか?共有の宅配ボックスが実験的にスタートしているようだが、評判はあまり良くないんだったかな?どこぞのアンケートで「差配達してくれるのだから宅配ボックスはいらない」という意見が多かったように記憶しているが、それならいっそのこと再配達は有料にしてしまえよ。それだけ無駄にトラックが走り回っている、ってことだよ?

物流の変化が起こるのなら、そこにはビジネスチャンスが転がっているはずだが、目新しいサービスが始まっているようには思えない。乗り合いバスに貨物を加えるとか、ドローンで運ぶだとか、動きはある。でも今のところパッとしない。アイデアなんていくらでもありそうだけどね。Uberのようなシステム使って「白タク配」したり、共同の集出荷場を構えてみたり。

ということで、ご覧のとおり支離滅裂な文章である。。。

2018年1月27日土曜日

新卒採用の夕暮れ

就職支援のジェイック、大学中退者向け研修 「成長早い」と採用企業が高評価(産経Biz)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/171108/bsd1711080553008-n1.htm

「第0新卒」に「メロン肩採用」、人手不足・コスト回避で人材採用に新たな波(Abema TIMES)
https://abematimes.com/posts/3386402

日本のお家芸とでも言いましょうか、今となっては謎の慣習「大卒一律採用」。人口減と少子高齢化の同時進行により極端に労働人口の割会が少なくなっている最中、新しい採用方法に少しずつ注目が集まっているようである。紹介記事のようなある種の例外的なケースだけでなく、最近何かと話題のメルカリは通年採用で「新卒採用」という特別な枠組みを設けていない。新興企業がこうやって人材の確保に積極的になっていることをみると、楽天やソフトバンクなどの比較的新しい大企業も「古い企業」だよなあ、といった印象になってくる。

そもそも労働人口が足りないのだから、のうのうと大学で遊んでる大半の学生には早いうちに労働に従事してもらったほうが良いわけだ。そういった現状を考えれば、大卒を待たずして就職する若者が増加していくことも考えられよう。そうなれば、現状の大企業だって今と同じように採用をしていたら新興企業に先回りされ優秀な人材を次々に取られてしまった、なんてことが起こったとしても不思議ではないわけだ。

こうなると、田舎で優秀な人材を確保するなんて夢のまた夢だろうね。

2018年1月25日木曜日

スマート農業の現状と課題

スマート農業の現状と課題(野村アグリプランニング&アドバイザリー)
http://www.nomuraholdings.com/jp/company/group/napa/data/20171101.pdf

スマート農業、というか農業へのIT導入には3年ほど前に注目していたが、巨大資本を投じて巨大な農場を整備して膨大なデータを取ることが大前提での話しばかりなので、スモールビジネスとしての農業ITなんて全然ダメ、という印象しかなかった。蓄積できるデータ項目が少ないし、そもそも露地栽培では計測できるデータ云々の前に自然との闘いというリスクが多すぎるのだ。スモールビジネスでも、ハウス栽培であれば検討に値するものではあろうが。
最近もその状況は変わっていないようなので、スマート農業はコメを始めとする(比較的)大規模農場への適用、またはハウス栽培のノウハウを中心として進んでいくのだろう。

しかし、このレポートでがっかりだったことが1つある。課題に「インターネットのインフラが農業に最適化されていない」ことが挙げられていないことだ。インターネットのインフラはIT導入には欠かせないもののはずだが、日本の現状、インターネットのインフラは民間主導で、インターネットが利用できる範囲は居住区に集中しているのだ。つまり、人口が少なく、インターネット利用者が少ない地域ではIT導入の恩恵も限定的になる。このことは最近ではNTTあたりでもセミナーで触れていたりするのだが、野村さんは意に介せずですか。

そんなもんですかね?

2018年1月24日水曜日

燕三条ものづくりメッセ

燕三条ものづくりメッセ閉幕 1万人の大台突破kenoh.com
http://www.kenoh.com/2017/10/27_messe.html

地場産業の雄といっても過言ではない新潟県燕三条の金物。その地元で2017年10月に催された「燕三条ものづくりメッセ」の来場者数が一万人を突破する大盛況とのこと。2014年の第一回から順調に入場者数が増加しているようである。

燕三条は戦後地場産業の歴史を代表するもので、地場産業研究においては知らぬものはない。しかし、そういう認識で見ている人がどれくらいいるだろうか。

燕三条のような事例から全国の地域が学ぶことは少なからずあるだろうが、どうしても徳島県上勝町や島根県海士町のような、短期間で派手な結果を出したものに世間の注目は集まる。せっかくの情報過多時代なのだから、長期にわたる地道な研究が手軽に閲覧できるような環境が出来てほしい。既にあるもかもしれないが。

2018年1月23日火曜日

ふるさと納税にライザップ?

ふるさと納税に「ライザップ」寄付額増加と健康増進に「コミット」期待(産経Biz)
http://www.sankei.com/life/news/171108/lif1711080032-n1.html

ふるさと納税は混迷を極めている、といっても過言ではない状況になっている。ふるさと納税への批判や問題点は冷静な視点のものが散見されるので他のサイトに譲るが、「返礼品販売」を手がける事業者もやりたい放題。他所から仕入れた高額品に自分のところのちょっとしたオマケをつけるだけ、なんてものはまだいいほうで、地元のものと無関係だろうがなんだろうが、とにかく返礼品になれば何でも出品している。

紹介記事も同様で、何でライザップが長野県伊那市の返礼品になるのか、さっぱり理解できない。しかも、ライザップが健康を謡っているなど片腹痛い。プログラムを終了してしまえば、ほぼ確実にリバウンド。引き締まった体を刹那に味わうようなサービスを展開している事業者が健康などと笑わせるな、と。また、記事が好意的なことも理解しがたい。

まあ、健康ビジネスってそういうものだろうけどね。

2018年1月19日金曜日

LANで共有ホストが見えなくなった時の対処法

Fall Creators Update(2017年)の後、1台のWindowsマシンからLAN内のホストがエクスプローラーに表示されなくなってしまった。IPアドレス直打ちならエクスプローラーから普通にアクセスできるのだが。しかも2台あるうちの1台だけという有様。
当初調べていたときには同様の症状に見舞われた人がかなりいたようだが、対策案はルーター再起動してみろ、というくらいでお話にならず状態。仕方ないのでIPアドレス直打ちでアクセスしていたのだが、たまたま見ていたがとらぼさんに解決策が出ていた。
以下、その方法をば。

コントロールパネル
(→表示方法が’カテゴリ’ならば、プログラム)
→プログラムと機能
→ Windows の機能の有効化または無効化
→SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート、にチェック

なぜマシンによって症状の有無があるのか、よくわからない。

政府調達、「ベンチャーへの開放」は進むのか

政府調達、「ベンチャーへの開放」は進むのか
http://toyokeizai.net/articles/-/195410

特にスモールビジネスにおいては資金繰りが生命線であることは言うまでもないが、以前からベンチャービジネスを育てる環境にないのが日本だという認識は間違っていないだろう。

そんなところでこのタイトル。何か希望があるような表現であるが、実際には特に何が変わったわけでもない印象。結局、ブラックボックスである競争入札というふるいにかけられて終了となるのが目に浮かぶ。

田舎で事業を立ち上げるにあたっても、結局公金など当てにせずコツコツとやっていくしかなかろう。それはそれで悪くない。

政府調達、「ベンチャーへの開放」は進むのか | あなたも起業しませんか

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