2019年3月20日水曜日

図書館の使いにくさ

田舎の図書館は割とサービスがいい。私が住む高知県でも相互貸借制度により、地元の図書館以外の蔵書も借りることができる。また、へき地にも移動図書館が週に一度やってくるので、そこで予約すれば在庫がある図書であればたいてい次の週には届く。図書館のホームページから予約することもできるのでありがたい。が、しかし、である。

地元の図書館には蔵書が少ない。少々難し目の書籍になると県立図書館の蔵書に頼ることになる。ところが、地元の図書館ホームページからの予約は相互貸借には対応していない。なので、相互貸借用の紙面に情報を記載して申し込む。


実際にどうやって蔵書を検索して予約するか。
  1. カーリルローカルで蔵書検索
  2. 対象の書籍を蔵書がある図書館の情報を表示
  3. 表示内容を紙面に記入
  4. (私は欄外にどこの図書館に蔵書があるか記入しておく)
  5. 移動図書館が来たときに渡す
とまあ、こんなことをしている。で、3のところでいつも思うわけだ。こんなこと今どきせめて1プッシュで紙面に印刷してくれよ、と。

本来なら市町村の図書館システムなんて1つのもので賄えるはずなのに、それぞれが独自でシステムを作っているようなので、図書館自体が高度にシステム化されていたとしても、それがITに落ちてこない、何たるや。。。

時間をとって相互貸借の紙面を自動生成するアプリでも作ってみようかしら?

2019年3月9日土曜日

中華製モバイルサーマルプリンタ(コードレス印刷可)について調べてみた

※うっかりしていましたが、どれも技適マークがない模様(要確認)。
※58mmを謳っていますが、カタログスペックはどれも57mm±0.5mmとなっているので、日本のデファクトスタンダードである58mmのロール紙が使えないと考えたほうが無難。
※つまり、ゴミ記事。。。orz

相変わらずPOSレジについて調べている軽減税率対策補助金を上手に利用すると金銭的に有利な導入ができるのだが、POSレジアプリが正式対応している機種を揃えなければ補助の対象にはならない。これが何とも組み合わせが少なく、特にモバイルプリンタとなると選択肢が少なくなる。Airレジはさすが国内アプリとあって、国内メーカーで使い勝手がよさそうな安価なものが選べるようになっているであれば、私の一押しであるLoyversePOSではAndroid対応のモバイルレジはない。そもそもLoyversePOSは今日(2019/3/9)時点では補助金には対応していないのだが(ただし、サポートに問い合わせた限りでは、もうすぐ補助金対象になるとのこと)。
そんなことで、もしかしたら補助金をアテにするより格安の中華プリンタを導入してコスパよくPOSレジが導入できるのではないか?と考え、調査した。結論から言えば、まだまだハイリスクで、サポートに頼らず自己解決できるような人でなければ手を出さないほうが良いのではあるが。なので、それを踏まえた上での現状ということでご認識をば。


前提

Amazon.co.jp中心の調査

何やかんやでAmazonが中華プリンタについて調査するのが手っ取り早い。なので、Amazonで扱っていないが良いプリンタがあったとしても、それは感知していないということでご了承のほど。

Amazon.co.jpの中華セラー事情

ここのところ、質の悪いセラーが激増しており、特に電子機器や精密機器は不良品や、日本での利用にそぐわないようなものが安価に販売されているらしい。不自然なまでに良い評価。ウソに近い商品説明、そもそも支援する気がないサポートなど。そういったことも踏まえて調べたつもりである。紹介するプリンタはメーカーが判明したものだけだ。ただし、使われている画像により判断しただけなので、画像が間違っているようなことが有り得ることもご了承のほど。

レシートサイズ58mmのものに限定

レシートを印刷するためのモバイルサーマルプリンタは主にロール紙サイズが58mmと80mmに分かれているようだが、今回は58mmのものを中心に紹介することにした。紹介したメーカーは80mmも出しているようだが、それには触れない。

日本で比較的簡単に購入可能なモバイルサーマルプリンタ

GOOJPRT PT - 210

Amazon.co.jpでは「Richer-R」というブランド名で先に見つかるかもしれない。GOOJPRTはこのメーカーのブランド名。大陸ではよく知られたメーカーなのか、Aliexpressなど大手ECでも良く取り扱われている。プリンタの専門メーカーのようなので、もの自体の品質はそれほど悪くないかもしれない。しかし、日本での販売は前提としていないようなので、Amazonなどで不良品を掴まされたりすれば泣き寝入りすることになるかもしれない。また、日本語の印刷も苦労する可能性がある。GEARBESTというサイトにブランドの公式オンラインショップがあるので、購入するならこちらのほうが良いかも。なぜかAmazonの別のセラーのほうが安価に販売しているのだが。
同じメーカーがでGOOJPRT MTP - II Portableという商品もある。こちらは国際言語対応を謡っているので、購入するならこちらのほうが多少リスクが低いかも。
※2019/3/14追記:下記リンクを見ると「Paper width: 57 +/- 0.5mm」と書いてある。やはり日本の58mmロールペーパーは使えないと考えたほうが良さそう。

GOOJPRT PT - 210

KKmoon POS-5802LN

KKmoonという各種電子機器のメーカーの商品。Amazon.co.jpでは「Symcode」や「carmking」なる別ブランドのものも販売されているが、日本のオフィシャルらしきセラーも販売している。
Amazonのレビューを見る限り、日本語の印字がうまくいかないケースが散見されるので、事情がわからない人が手を出すべきではないだろう。

KKmoon POS-5802LN

ZKP5808

こちらは豊富な電子機器、情報機器を手掛けるメーカーの商品。HPから受ける印象はナンバーワン。国際化対応されたHP、扱っている製品の種類と内容、高い技術を持ったメーカーなのではないか、と期待してしまう。しかも、Amazon.co.jpの商品ページではAndroidにおけるLoyversePOSでの使用方法や、日本語の説明書がDL可能なことなど記載されており、非常にやる気を感じて期待していた。しかし、商品レビューに「コクヨの58mmロール紙はNG」と書いてあり、国内で気軽に購入可能なロール紙が使えるかどうか怪しい。これが一番のネック。残念!

ZOK5808

2019年3月1日金曜日

「田舎について都会から来た人が見た意見を聞きたい」に対する回答

都会から来た人の意見が聞きたい、という話しは地域おこし協力隊となった当初はあいさつ代わりというくらいによく言われた。けど、結局それについいて話したことはなかったわけで。だって、それを言う人は人の意見を「聴く」気なんてないのだから、言うだけ時間の無駄だから。

というわけで、これについてブログで独り言として残しておこうかしら、と思った次第。3つにまとめた。

アイデアよりコミットメント

地域活性化界隈の情報を追っているとアイデアコンテストなんてものを散見する。やれ子供やら大学生やらにアイデア出させて活性化にする、といったやつ。あれって、きっとビジネスが成功するために必要なのがアイデアだと思ってるんだよね?まあ、良いアイデアが大きな力になることは間違いないけど、それ以前に必要なことがある。それがコミットメント。

ライ〇ップが「コミット」という言葉を広げてくれたおかげでだいぶ使いやすくなったこの言葉、日本語で簡単に言えば「責任をもってやり切る」ということ。何かを成就させようと思えばこれがないと出来ない。どんなにいいアイデアだって、それをやり切るためには困難が待っているもの。それをやり切ってこそ最終的な成果になる。逆にアイデアに乏しかったとしても、やり切る覚悟でやっていけば結果に繋がるし、たとえダメであっても反省材料を拾い集めることができる。

コミットメントがないから何かやろうとしても自分の好きなことしかしないし、きれいごとしか言わないし、見たくない現実を見ないままにしておく。そして終了、となる。

※そういえば、責任はあるけど責任はとらない、ってハッキリ言ったBull Shitがいたなあ。。。

「聞く」と「聴く」

聞く人はいくらでもいる、でも聴く人はいない。これが結論。
「聞」という字は、門に耳を置いた形をとる。これは入り口に耳を立てて、中に入れるものを耳で選ぶということ。つまり、自分の都合の良いものだけど入れるということだ。それに対し「聴」という字は、耳に十四の心を添えている。

もうこれ以上、説明はいらないよね?

「都会から来た人の視点で意見を云々」と言われた直後に「〇〇なヤツなんでダメだ」なんて話しになったことがあった。「聴く」気なんてサラサラないのだ、と悟った瞬間だった。なんでアンタの機嫌とらなきゃいけなんだよ、と。

足し算引き算

とにかく算数をしない。何か事業をやろうとしたら、いくら仕入れて、いくら販売して、いくら儲ける、を見ないと成就できるかどうかわからない。なのにやらない。

いやまあ、実際にはやってないわけじゃないんだけど、それが事業として成立するのか、成立するためにはどのくらいの数字を達成しなければいけないのか、といったことは誰も考えない。そういうものだと思ってるのだろうか?というか、ここまでそれでやってきていることがスゴい。日本は本当にパラダイスなのではないだろうか?

結論

こんななので、何となくやってみて、うまくいかなければ別のアイデアらしきものを何の計算もなしに始めたりする。人の話しなんて聴かないからやり続ける。結果について足し算引き算しないで続けるから、いつかダメになるのは目に見えてるわけで。

ダメなものに都会も田舎もない。

最近の投稿

セミリタイヤ

九州へ一人旅をしてきた。 過去にも自分で節目を感じるようなときに一人で遠出し、自分自身を振り返る機会を作ったことがある。今回もそういった意味もあり、過去に行きながらも時間が足りなかった熊本(阿蘇)と長崎へ。 阿蘇の風景 カルデラそのものの阿蘇の景観は他では見るこ...

人気の投稿